日本のシティポップが今世界各地で流行っている。また日本でも若者がシティポップにはまっている・・・ってご存知でしたか?
ジャパニーズ シティポップは、1970年代80年代に流行った曲で、明確な定義はないそうですが、おしゃれで都会的でダンサブルな曲、フュージョンやロックに影響を受けたものということらしいです。
これがなぜ流行ったかというと、インドネシアの世界的な人気を誇る女性YouTuber「Rainych」(ちょっと読めません)が唄った日本の歌『真夜中のドアStay with me』)がきっかけとなったそうです。この曲は、1979年11月、松原みきが20歳の誕生日を迎える直前にリリースされたデビュー曲で、Rainychが唄ったことで、シンガポール、ソウル、マレーシア、イギリス、アメリカ等で、この曲を中心に、日本のシティポップが急激に流行ってきたということです。
そこで、早速、どんな曲か聞いてみました。
いい曲ですね。そこで、早速私も歌ってみました。私の場合は、ハモリですが。
この曲を歌った松原みきさんは、44才で急逝されたそうです。おしいですね。この感じの歌、現代でも歌っていただけたらいいのに、と思いました。
日本のシティポップとは?さらにググってみました。それによると、
絶対に聴くべき不動の定番アルバム5選、というのが紹介されていました。
●フュージョンからAORまで70年代後半のエッセンスが詰まった名作。
大貫妙子『サンシャワー』
●ニューディスコの流れのなかで海外でも人気の高いアルバム。
山下達郎『For You』
●プロデュース&アレンジは山下達郎バラエティに富んだ名曲揃い。
竹内まりや『ヴァラエティ』
●爽やかな夏の風景がかけめぐるシティポップの金字塔!
大瀧詠一『ア・ロング・バケイション』
●おしゃれなOLの日常を描いたユーミン史におけるシティポップな一枚。
松任谷由実『パール・ピアス』
以下、それぞれの代表作を聴いてみましょう。
大貫妙子『サンシャワー』 |
山下達郎『For You』 |
竹内まりや『ヴァラエティ』 |
大瀧詠一『ア・ロング・バケイション』 |
松任谷由実『パール・ピアス』 |
私、このジャンルとても気に入りました。これまで私が好きだった曲も、もしかしたら、このジャンルに入れてもいいいかも知れません。ぜひ聴いてみてください。皆様もいい曲みつけたら、ぜひご連絡ください。
サーカス『愛で殺したい』 |
しばたはつみ『夜はドラマチック』 |
尾崎亜美『マイピュアレディ』 |
八神純子『ブルー』 |
佐藤三樹夫『Old Time Jazz』 |
シティポップ。現代の海外でも日本でも流行っているということで、ちょっと調べてみました。
ネオ・シティポップと呼ばれているそうです。
ここでは、ブラジル、インドネシア、イギリス、そして日本の順にご紹介しましょう。
Ed Motta/エヂ・モッタ(ブラジル) |
ikkubaru/イックバル(インドネシア) |
PREP/プレッブ(イギリス) |
Lipstick(Nulbarich 日本) |
Never young beach(日本) |
Yogee New Waves(日本) |
アニメ、ビデオゲーム、食文化(寿司、日本酒、ラーメン)など、日本発で世界で流行っているものは多いですが、音楽シーンで、日本のものが注目されているというのは、めずらしいのではないでしょうか?
シティポップが、もう少し確かなものとして確立され、世界の音楽シーンの一大ジャンルとして発展していくといいですね。
現在のシティポップもなかなかいいですが、私はやはり、ネオとつかない、シティポップが好きですね。
そもそもは、山下達郎/南佳孝/濱田金吾/大貫妙子/藤丸バンド/芳野藤丸/ブレッド&バター/村田和人/安部恭弘といったところがシティポップ・アーティストといわれているようです。またジャズの世界でも、三木敏悟/鈴木宏昌/日野皓正/市川秀男/板橋文夫/森山威男/向井滋春/古澤良治郎/峰厚介等がシティポップ系とされているようです。
あまり知られていないものとして、ちょっとこんな感じも見つけてみました。ぜひお聞きください。いずれもが、1970年代後半から80年代にかけての日本の曲です。
間宮貴子Takako Mamiya Love Trip-1982-Full Album |
Anri Last Summer Whisper |
宮本典子Noriko Miyamoto MY LIFE~やりかけの人生~(1978) |
山根麻衣Mai Yamane 1980 – たそがれ (Twilight) [full album] |
森高千里 『ザ・ストレス -ストレス 中近東バージョン-』 |